彼女に内緒で、何時間もかけて、こっそり婚約指輪を作りにやって来る。
このワクワクドキドキな、純粋な気持ちが、どうかかないます様に!
そんな気持ちに私もなってしまう程、彼女さんの左手の薬指のサイズや、好きな色、タイプだと言っていた形、細さ。 どこでプロポーズしようか?
頭の中で何回も考えて、シュミレーションして、決めた事はまだ彼女さんは知らないけれど、そんな気持ちは必ず伝わると信じています。
まず、制作する前に、ご希望の予算をご相談して、ダイヤをメインに考えました。 ダイヤをルーペで拡大してみると、肉眼では見えないキズがあります。
天然の石ですから、キズがあるのが普通のことです。
ダイヤが大きくても、キズの位置が、目立つ場所にあると少し価値が落ちたり、ダイヤが小さめでも、キズが少なかったりすると、価値が上がったりします。
全体の色味が、とにかく無色透明が、ブライダルには適していると言われています。 理由は、純白、純心、など白色が、結婚を象徴するカラーだからです。
同じご予算でも、ダイヤの大きさに、バラツキがあるのはこの為です。 ダイヤ選びのポイントは、これだけではありません。
よく、何カラット?とか聞いたこともあるかと思いますが、カラットは重さの単位です。
真上から見て大きいものが、カラット数が多いとは言えません。
横から見て、厚みがあるものが意外と重かったりします。
パッと見た感じで、大きいと感じたダイヤも、厚みがないものは石に、深みがなく、あまりキラキラしないものもあります。
逆に、真上から見て、少し小さめかな? と思ったダイヤもよく見ると、以外と厚みがあって、深みがありキラキラと輝いているものもあります。
ですから、カラットはあくまでも目安として判断するのが良いですね。
好みにもよりますが、デザインとのバランスを見て大きさを決めても良いかと思います!
この婚約指輪は、ダイヤを両手で抱いている様なイメージがご希望でしたので、大きさよりも、”ダイヤモンドの質の良さ”をメインに選びました。
”ダイヤモンドの質の良さ” というのは、色味、カットの良さ、キズの少なさ、全体の形、照りの良さ。です。
ピンクゴールドの土台と、誕生石の色味が、プラチナの土台と比べたら派手に見えるかもしれませんが、”質の良いダイヤモンド” のおかげで、メインのダイヤモンドに目が行き、わきの色石と、ピンクゴールドのベースが、上手く引き立て役になりました!
お問い合わせはこちらから http://one-ring.me