
ダイヤモンドの価値を決める基準は、美しい事。希少価値。です。
天然のダイヤモンドは、自然から出来たものなので、当然一個一個違います。
採掘された場所などにも特徴があります。
さかのぼると、地球が出来上がった時から現在まで、気の遠くなるような長い時間をかけて出来上がっていきます。
その過程で、場所によっても様々な自然条件がありますので、違いがあるのは当然です。
様々な特徴があるダイヤモンドの価値を決めるには、細かな基準が必要です。
20 世紀のなかば頃までは、天然のダイヤモンドの価値を評価する基準はありませんでした。
その頃、天然ダイヤモンドを細かく分析して、様々なランクを決めて評価の基準を制定する機関が生まれました。
その鑑定機関の名前はGIAと言います。現在もGIAが定めた鑑定基準が天然ダイヤモンドの価値を決める基準となっています。
GIA は世界で初めて、ダイヤモンドの品質を表現するための基準を制定しました。
その基準は、4C(カラット、カラー、カット、クラリティ)と言います。
4Cとは、ダイヤモンドの品質等を評価する基準4つの要素のことで、カラット、カラー、カット、クラリティ。の各要素の頭文字に「C」がつくことから「4C」と呼ばれています。
現在では 、ダイヤモンドの品質を表す4C は、世界中のあらゆるダイヤモンドの品質を、評価することのできる基準となっています。
One Ring(ワンリング )では、GIAと、この選定基準を基本とした選別、鑑定を行う機関である、中央宝石鑑定所の厳選なる鑑定を、通過した天然ダイヤモンドのみ。をお取り扱いしておりますのでご安心くださいませ。
婚約指輪(エンゲージリング)には天然ダイヤモンドを証明する、GIAまたは中央宝石鑑定所の鑑定書が付属しております。
結婚指輪(マリッジリング)には、天然ダイヤモンド、他の天然宝石がセットされている場合、ご希望であれば鑑別書をお付けすることも可能です。

天然ダイヤモンドの 4C という基準が誕生したことには、非常に重要な点が 2 つあります。
1 つめは、天然ダイヤモンドの品質が世界共通の表現で示されるようになったことです。
2 つめは、天然ダイヤモンドを購入するお客様が、購入する商品に関して正確な知識を持てるようになったということです。

カラットについてですが
芸能人の方のニュースなどで、よく○○カラットの婚約指輪のダイヤモンドがおおよそ何千万円した。。とか。見たり、聞いたり、こともあるかと思います。
カラットは、大きさではなく、重さを表す単位です。
1カラット=0.2g です。重くなればなるほど、希少価値が上がり値段も高くなって行きます。
〇〇ct と表記されます。1ct=0.2gですので、1gは5ctとなります。
Carat(カラット) |
カラット |
2.0ct
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1.0ct
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0.7ct
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0.5ct
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0.4ct
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0.3ct
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0.2ct
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重量 |
0.4g
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0.2g
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0.14g
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0.1g
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0.08g
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0.06g
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0.04g
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直径 |
約8.1mm
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約6.0mm
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約5.5mm
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約5.0mm
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約4.5mm
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約4.0mm
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約3.5mm
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通常、婚約指輪(エンゲージリング)にセットされるダイヤモンドは、3mmくらいから4.5mmくらいが多いいです。
もちろんご予算に応じて、多数ご用意を致します。
クラリティについてですが
クラリティは、透明度を表す基準です。キズ、欠け、内包物(インクルージョン)の大きさ、場所、性質。などを鑑定して評価が決まります。
内包物(インクルージョン)が多いと透明度が下がり、そのため輝きを損なってしまうので、透明度が高いほど希少価値も高くなります。クラリティを表す単位は、上から順に、FL , IF , V V S 1,2 , V S 1,2 , S 1,2 , I 1,2 となります。
通常、婚約指輪(エンゲージリング)にセットされているダイヤモンドでは、V V S ,V Sのクラスがもっとも多いいです。
FL ,IF のクラスは、顕微鏡でも内包物や傷が見当たらないレベルです。 V V S, VSのクラスでも、肉眼で見ても傷や、内包物はほとんど見つけられません。顕微鏡で見てやっと見つけられるレベルです。
カラーについてですが
天然のダイヤモンドは、無色透明ではなく、実際はほとんどが、かすかに色がついています。その中でも無色透明のものは稀少なので、高く評価されています。色が黄色になればなるほど、評価は下がって行きます。ですが、黄色味が濃いものは、逆に希少性が上がり、お値段も高くなります。
他にも、赤みがあるもの、青みや緑っぽい色みもあったりします。ブライダルでは、純白や、純粋などの象徴として、白色が基本ですので、何色でもない無色透明が一般的に好まれています。
カットについてですが
天然ダイヤモンドは、全体のカットのプロポーションや、角度が良くなければ、光の屈折がうまくいかず、輝きを存分に発揮することができません。。
他の3Cである、3つ要素がダイヤモンドが、生まれつきの特性であることに対して、カットは人の手で加えられる要素となります。
熟練の職人の技とコンピュータなどの技術力によって、そのダイヤモンドが持つ良さを最大限に引き出し、輝けるかどうかが決まります。
カットの評価を表す単位として、上から順に、Exellent(エクセレント)、Very Good (ベリーグッド)、Good(グッド)、Fair(フェア)、Poor(プア)の単位で表記されています。
婚約指輪(エンゲージリング)にセットされているものは、Exellent(エクセレント)、VeryGood(ベリーグッド)、Good(グッド)。までが基本です。
多少の透明度が低い評価のダイヤモンドでも、カットのクオリティーが高いと光をうまく取り込んで、反射する為、輝きが強くなります。
個人的には、迷った時はカットのランクが高いものをお選びになるのをお勧めいたします。